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コケの種類

タマゴケ

  • 生息地山間部
  • 育成難易度ふつう
  • 湿気やや湿潤を好む
  • 光の当て方半日陰(一日の内で数時間だけ日が当たるような場所、または木漏れ日がさす場所)

管理人コメント胞子嚢(ほうしのう)の形が球状で、他のコケにはない愛らしさがあります。
元気に育つとたくさん胞子嚢を付けてくれます。
暑さと乾燥しすぎに弱いので、夏場の飼育は注意が必要です。

やや大形で、茎は長さ4~5(-10)㎝、茎の全長にわたり枝分かれした褐色の仮根に覆われる。葉はやや幅広い卵形の基部から線状披針形に伸び、長さ4~7㎜、乾くと巻縮する。中肋は葉の先端から短く突出し背面に鋭い歯をつける。

葉身部は1細胞層、緑は2細胞層で対になった鋭歯が並ぶ。葉身細胞は方形~矩形で、長さ8~13μm、背腹両面に1~2個のパピラがある。鞘部の細胞は透明で平滑。雌雄同株(同苞)でよく蒴をつける。蒴柄は長さ1.5~2.5㎝、翌年にはその下から新芽が出るので、側生するように見えることがある。

蒴はほぼ球形でやや傾き、口は小さい。蓋は低い円錐形。胞子は径約20μm。山地の日陰の岩上、岩隙、あるいは地上に塊をつくる。





蒴が出ている様子↓






出展:日本の野生植物 / 著者:岩月 善之助 平凡社 一覧へもどる