階段(石)
平たい石を複数個重ねて、ぐねぐねとした階段を作ります。
周囲をコケや植物で覆えば、童話に出てくるような木こりの家に続く階段が完成します。
詳しい作り方はコチラ↓
https://youtu.be/QX6HICzOzfI
レイアウトはセンスが無いと出来ない…そんな事を思っていませんか?
もちろんセンスがあるにこした事はありません。
しかし、セオリーさえ掴めばそれを真似するだけで誰でも美しいレイアウトを作る事が可能です。
あとはたくさん作ってみる事です。何事も数をこなせば上手になってきます。
ここでは当サイトの管理人である【コケクリエイター 岡村】が、これからコケリウムを始められる方や
既に始めていてレイアウトに困っている方に参考にしていただきたいレイアウトを集めました。
たくさんの方に見ていただける事を願って日々UPしていきます。
平たい石を複数個重ねて、ぐねぐねとした階段を作ります。
周囲をコケや植物で覆えば、童話に出てくるような木こりの家に続く階段が完成します。
詳しい作り方はコチラ↓
https://youtu.be/QX6HICzOzfI
化粧砂を使って道を作ることも出来ます。
コケとコケで小さな山を作り、その間の凹んだ所に化粧砂を敷いていきます。
ここではホソウリゴケで山を作っています。
とても簡単で器の中に小さな世界を作りやすいのでオススメです。
敷くコケの種類を変えて道を作ります。
画像ではフデゴケの間にスナゴケを敷いています。
道は、容器の外にまで世界を広げられる素晴らしい技法です。
前面から背面にかけて道を狭めていくとよりうまく作る事ができます。
木や石を配置する時、前から後ろにかけて「大⇒小」になるよう並べていくと遠近感が出ます。
奥行感を出す技法、『道』の応用技です。
石を前後に並べ、その上からソイルをかけ、コケを敷いていきます。
斜面になるように後ろはソイルを高く盛ります。
その際、画像のように石を左⇒右⇒左…というようにずらして配置すると階段にしやすいです。
画像のレイアウトでは両端にコスギゴケ、真ん中の階段はホソバオキナゴケを使っています。
石を使う時に同じ種類を使って、ゴツゴツ模様の向きを揃えてみましょう。
バランスの良いレイアウトになります。
家具で言えば『材質はオーク材で揃える!』というような感覚です。
統一感があるとすっきり見えますね。
流木を使う時も同様です。
まず、コケリウム専用ソイルを数cm敷きます。
その上に山石などを積み上げていきます。
この時ソイルを上からふりかけ、石と石のつなぎ目を自然に見えるようにします。
石と石の間にシノブなどのシダ植物を植え込み、コケを敷き詰める事で自然感あふれるレイアウトが完成です。
詳しい作り方を動画にしています。↓
https://www.youtube.com/watch?v=ztqbIyMwqqo
山石などを複数個固めて置く事でレイアウトに動きと立体感を出す技法。
石は上下左右にわずかにずらすとより立体感が出ます。
石と石の隙間からコケやシダをのぞかせてやると良いでしょう。
両サイドに流木を組み上げます。
コケリウム専用ソイルをふりかけ、流木と流木のつなぎ目を埋めてしまいます。
流木の間は柔らかく背の高いタマゴケを、そこ以外は背の低いホソバオキナゴケを敷き詰めます。
自然と凹型構図のレイアウトが出来上がります。
詳しい作り方を動画にしています。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=jCoG8dJAHRE&
傾斜を作りたい後方に流木を組み上げます。
次にコケリウム専用ソイルをたっぷりふりかけ、流木と流木のつなぎ目を埋めてしまいます。
その上からコケを敷き詰める事で無造作に突き出た流木とコケの調和が自然感を演出します。
レイアウトに不思議な感じを出したい時に使う技法です。
穴から動物などのフィギュアを覗かせる事で一変してグッと可愛く仕上がります。
画像では妖精フィギュアでさらに不思議感を高めています。
作り方はソイルを薄く敷いてから器の中央付近に石を数個組み合わせて穴を作ります。
穴の中にソイルを入れないようにしながら、周囲にみっちりソイルを入れていきます。
その上からホソバオキナゴケなどを植えれば完成です。
平坦に敷いたソイルの上に石を3つくらい使って洞窟を作ります。
後方にソイルを足して高低差を付け、流木などで自然感を演出します。
苔や植物、フィギュアを添えれば出来上がりです。
詳しい作り方はコチラ↓
https://www.kokerium.com/information/188/
化粧砂を使って道を作る事で川の流れを演出する事が出来ます。
青色や白色で表現するのがおすすめ。
両サイドにコケや石・流木を配置してから、最後に空いたところに砂をふりかけるのが作りやすいですよ。
まず、コケリウム専用ソイルを数cm敷きます。
左右どちらか一方の後方に溶岩石などを積み上げていきます。
積み上げた石の上からソイルを流し込み、隙間もしっかりと埋め尽くします。
そこに植物を植え、流木を配置します。
さらにちいさな石を積み上げた溶岩石付近に配置します。
先程と同種類の石(砕いた小さなもの)を上からふりかけます。石の崩れた感じが演出できます。
最後にコケを石と石の間に差し込んで敷き詰める事で自然感あふれるレイアウトが完成です。
詳しい作り方を動画にしています。↓
https://youtu.be/FgqALJVpSCw
大きな石をメインに、砕いた同じ種類の石を周囲に散りばめて石の崩れた感じを演出しています。
溶岩石が採取される場所でコスギゴケも繁茂していたので、現地の風景を再現するために使用しました。
大中小様々な大きさの石をグラデーション的に使用して、石の崩れた様子を演出しています。
コケリウムに木を生やしたい!
そんな時はこの技法を使いましょう。
長く比較的まっすぐな流木を木の幹にし、うねった流木を根に見立てて組み合わせます。
ホソバオキナゴケを密に植え込み、大木の葉はボール状にしたシノブゴケで演出しています。
詳しいレクチャー記事も書いています。↓
https://www.kokerium.com/information/46/
魅せたいレイアウトアイテムを強調させる技法。
画像ではクリスタルを山石で囲む事で、その存在感をより際立たせています。
囲むアイテムは魅せたいアイテムより地味なものを選ぶのがコツです。
中央や中央からややずれた位置に窪みを作る『凸型』とは逆のレイアウト方法。
深さのある容器であれば、どの容器でも作りやすいです。
左右に背の高いカモジゴケやヒノキゴケ、スギゴケ等を用いて、中央には背の低いホソバオキナゴケ等を使用する事で作る事で自然な凹型が作れます。
もちろん石や木で左右を埋めるように配置してもOKです。
中央に石や木を固めて作る凸型レイアウト。
どんな容器にもマッチする定番のレイアウト方法です。
小さい容器でもバランス良く見せやすいのでオススメです。
レイアウトの立体感と後方に敷いているタマゴケの存在感を引き出すために、ソイル(土)を後方に向かって斜めになるよう極端に盛ります。
(前側のソイル)1:2.5(後ろ側のソイル)くらいの割合です。
これだけ高さを出してやると背の低い苔でも後景に使う事ができます。
この技法を使えばホソバオキナゴケやハイゴケ等を後景に…という事も可能です。
石や流木などを器の中央付近に配置し仕切りを作って、それを境にレイアウトする苔を変える技法。
レイアウト内にメリハリが出来る。
写真では後方にシノブゴケ、前方にハイゴケを使用。
仕切りの後方は前方の1.5~2倍ほどソイルを盛ると高低差がつき立体感を出しやすい。
石と石の間にシダ植物を植える事で自然感がグッと増します。
石を組んでから植えても、最初に植えてその後に石で囲んでもどちらでもOKです。
奥行の狭い容器で立体感を演出する時は『アシンメトリー』というレイアウト方法がうってつけです。
画像では左奥が一番高くなっていて、右前が一番低くなっています。
作り方はソイルを敷く際に容器を傾けて傾斜を作り、苔や石などを左奥にいくにつれて高さを出すように配置するだけです。
奥行の狭い容器で立体感を演出する時は『アシンメトリー』というレイアウト方法がうってつけです。
画像では右奥が一番高くなっていて、左前が一番低くなっています。
作り方はソイルを敷く際に容器を傾けて傾斜を作り、苔や石などを右奥にいくにつれて高さを出すように配置するだけです。
水辺の風景を作る技法です。
ろ過分水器を使って水をより綺麗に保ち、苔に潤いを与えるようにしています。
詳しい作り方を動画にしています。↓
https://www.youtube.com/watch?v=dU8E3Vy0iBA
流木だけで簡単に立体感を出す技法です。
画像のように石は全て同じ方向への流れで並べます。
そして流木をねじって配置し、あえてその流れを壊します。
単調なレイアウトに飽きた方やレイアウトに動きが欲しい方にオススメです。
コケのボリューム感と迫力を出す、レイアウトの後景作りにもってこいの技法です。
石と石、石と容器の隙間にみっちりコケを詰めるだけです。
隙間が無ければ無いほど迫力は増しますが、圧迫感が出てしまうのでほどよく空間を残してやると良いでしょう。
今回は前景にコツボゴケ、後景にヒノキゴケを使用しています。