Making作り方 / 育成方法

きのこリウムの作り方
作り方、育成方法や注意点をまとめました
  • きのこリウムキット ヌメリスギタケ [セッティング方法]

    きのこリウムキット ヌメリスギタケ [セッティング方法]

  • きのこリウムキット 日々のお世話とキノコが生えてきてからの管理方法

    きのこリウムキット 日々のお世話とキノコが生えてきてからの管理方法

  • セッティング方法はコケリウムとほぼ同じでとても簡単です。

    容器の中にソイルを敷き、ホダ木を半分程度ソイルに埋めて、あとの半分は露出しておくのがポイントです。

    石などを配置し、コケで埋め尽くします。アクセントにシダ植物などを植えるとより自然感が出ます。
    コケリウムの作り方

  • お手入れ簡単、水の量がポイントです。

    コケリウムと同様で苔(コケ)が乾かない程度に霧吹きをしてやります。
    ただし、容器の底に水が溜まってくると水のやりすぎで、ホダ木が腐ってしまう恐れがあります。

    様子を見ながら定期的に専用のスポイトで水を抜く事をオススメします。
    スポイトはこちらで購入できます。
    多目的水抜きスポイト

  • 基本的には容器のフタを閉めて湿度を保つ必要があります。
    しかし、セットした直後はホダ木にカビが生えやすいので、フタを開けてやや乾燥気味に管理すると◎です。

    キノコは適温になると早ければ2週間ほどで出てきます。

    【キノコ別発生温度の目安】
    ヌメリスギタケ:15~20℃
    ヒラタケ:10~16℃
    エノキタケ:7~15℃
    ナメコ:6~12℃
    トキイロヒラタケ:20~28℃
    タモギタケ:18~25℃

  • なかなか発生してくれない時は?

    夜間の気温が下がってきて、昼間との気温差が大きくなってくるとそれが刺激になり、キノコの発生が促進されます。

    玄関や窓辺など、夜の気温が下がる場所に置いてあげると良いです。

  • 発生した後の注意点

    キノコは二酸化炭素濃度が高いと徒長※してしまう性質があります。 換気を多めにして水槽内の空気が入れ替わるようにしてあげましょう。 この時、キノコが乾いてしまわないように注意しましょう。 ※徒長とは…キノコが細く長く伸びてしまう状態のこと

    また、光が弱くても徒長してしまいますので、明るい場所においてあげるとキレイなキノコに育ちます。 ただし直射日光が当たるところはダメです。
    植物育成用の「LEDライト」などを用意すると良いでしょう。

    キノコが成長し傘が開くと胞子が飛びます。 苔の上やガラス面に落ちて少し茶色くなりますので、霧吹きなどで洗い流してあげましょう。

    キノコがしおれて枯れてしまったらすぐに根本からキレイに取り除いてホダ木に残らないようにします。 その後はセッティング後の管理と同じ様に苔が乾かない程度に霧吹きをして管理してあげてください。 うまく管理できてホダ木に余力があれば2回目、3回目の発生が見込めます。